ラブドール考察
2019/12/12ラブドールは素材がデリケートで保管も大変かと思います。
その前に!色物の衣装を着せての保管は早急に対応が必要です。
(もし、ドールが今、派手派手か黒い衣類を着用中の方!該当される状況ならすぐに対応願います!)
色物(特に黒色や派手めの色)の衣類を直にドールの肌に密着させていると肌の中に色が染み込み、洗ったり拭いたりしても取れない「色移り」が発生します。(ウィッグも裏面が黒や茶色のものは保管時着用は厳禁です)
ドールを長年所有されてる方なら「きれいな肌が真っ黒!」という悲しい目にあったかもしれません…
色移りは分子レベルで色素と素材が結合して発生するので、普通の汚れとは違います。
もし、症状が軽いようであれば「シミ抜き洗剤」等を布に含まてラップをかけ、しばらくおいておくと薄くなるかと思います。
しかし、基本的に「取れない」のが色移りなので、洋服を着せて撮影等を行った後は必ず、すぐに白か無地の服に着せ替えるのが無難です。
また、温度変化が激しい環境に長期間放置も「ブリード」と呼ばれる変色につながります。
ブリードが発生すると、その変色を取り除くことはほぼ不可能なので、たまにお風呂に入れて洗浄し、その後はベビーパウダーを塗布する等の日頃のメンテナンスがきれいな肌の維持につながります。
保管時の姿勢も「寝かした状態」「座らせた状態」「寝かせて足を上げた状態」等さまざまかと思いますが、いずれも長期間同じポーズだと、おしりや接触部分に「型」が付き、この症状もすぐには修復不可能ですので注意が必要です。
できれば数日に1回は姿勢を変えて保管したり、一番理想的なのは、ヘッドを外してボディを首のジョイント部を利用して「吊り下げる」保管方法です。(なかなか生活環境的に難しい場合もあるかと思いますが)
それと、一番最悪な症状として「割れ」があります。
シリコン製の「万歳ポーズ厳禁」は有名ですが、無理な姿勢で長期間置いておくと、間接部がひび割れたり最悪、バックリ割れてしまします・・・
修復も可能ですがメーカーでも「割れ」は修復しきれないのであくまで自己責任でどこまで割れを目立たなくできるかにかかってきます。
割れほど気になりませんが「キズ」も素材の特性上、こすったり落下させたりしてしまうとすぐにキズだらけドールになります。
また、ホコリや汚れも裸で長期間放置状態になると取れにくく、最悪、真っ黒な肌になってしまします・・・
以上、ざっくりですがドールの保管時に気をつけるポイントでした。
すでに、色移り、割れ、キズ、ブリード、汚れ等々、悲しい状態のドールをお持ちで里親探しにお困りならレイシアが高価買取にて対応いたします。