ラブドール考察
2023/09/07今回は自立加工についてのお話しです!!
足の裏フェチの方には重要案件ですね(#^^#)
ラブドール購入の際にオプションで重要なのが自立加工の選択です。
自立をさせて楽しむには毛布の上に立たせる、マットを使う、靴用の厚めのインナーソールを使うなどしましょう!!
・そもそも自立パーツってなに?
自立パーツ(自立加工)とは、ラブドールの足裏に金属製(たまに樹脂製)のボルトを露出させる加工で、こいつを付けることによりドールが大地に立つことができるようになります。
詳しくは後述していきますが、仔ドラさんはよほどの拘りや理由がない限りはこの加工をすることをおススメしています。
・なんで付けた方が良いの?
これがないと根本的に立てないからです
もちろん吊りや寝かせや座りで保管するならいらないんじゃ?という意見もありますが、立たせられると着せ替えや洗浄が圧倒的に楽になります。
トップスはともかく寝かせた状態や座らせた状態でボトムスやワンピース着せるのは苦行
・足あるのに立てないの?
説明しよう!
特にTPEが顕著ですが、基本的にラブドールは頭のてっぺんから足の先まで同じ素材でできてます(シリコンは複合素材だけど皮膚は同じ)
なので、足の裏まで柔らかい素材になってるため、パーツなしだと足の裏がぐねぐねうにうにして物理的に立てなくなっています。
自立加工を施すことにより、足裏の皮膚よりも外側に硬い自立パーツが露出するため、自立を補助してくれるようになります。
・支えてもダメなの?
支えがあれば立てるけど間違いなく足裏が裂けます
具体的には足裏の柔らかい素材が上からの圧で左右に広がって薄くなり、その上にラブドールの金属骨格が全体重でのしかかってくるわけです。
一瞬なら大丈夫と思うかもしれないしそう思うなら仔ドラさんは止めませんが、裂けても泣かないでね
ちなみに、軽いモデルなら……と思う方もいるかもしれませんが、軽い=素材量が少ない=足裏がもともと薄い。なので危険性は変わりません。
・でもお高いんでしょう……?
自立に限らずオプションなんてほとんど利益はないぞ!
いやほんとに。たまーに『どうせ利益がっつりとってるんでしょ?』と思ってる方を見かけますが、有料オプションなんてほぼ原価(工場の加工費用)かそれに近い価格で出してます(うちに限らず)
なんならドール本体ですら利益率は薄いぞ!(主に値下げ合戦してる代理店のせい)
・付けた場合のデメリットとかないの?
メリットの方が大きいけど無くはない
具体的には足裏に金属(樹脂)パーツが露出するので、ちゃんとカバーしてあげないとフローリングや畳をゴリッと削る事があります(賃貸の人は特に注意)
加えて硬いパーツが露出するので、タイツやストッキングなどは足裏が破れやすくなります。
あとは気を抜くと、抱き上げて降ろす時にドールに自分の足を踏まれて泣きを見ることがあるとか……
仔ドラさんの後脚は頑丈なので大丈夫ですけどね!
・自立付きの子ってお風呂入れていいの?
湯船はダメ、絶対
詳しくはあとで写真付きで解説しますが、自立パーツは基本的に足裏に穴をあけて内部の骨格に直接接続されてます。
そのため、湯船につけると水圧で隙間から浸水し、内部骨格の錆の原因になります。
どうしてもドールちゃんをお風呂に入れたい人は、お風呂用の自立なしボディをお迎えしようね!
・シャワーもダメなの?
カバーすれば大丈夫
湯船と違って(足裏に直接かけたりしなければ)水圧は低いので、ビニール袋やタオルで足首から下をカバーしてあげれば大丈夫です。
・自立あれば破損しない?
危険度は下がるが絶対ではない
これ結構誤解されやすいですが、自立パーツは自立を補助し、足裏への負担を軽減する機能です。
なので、加工してあっても長時間立たせたままにしてると、足裏のダメージが蓄積されて破損に繋がります。
定期的に姿勢を変える(立たせ→寝かせ等)のもいいですが、分厚い靴下やスリッパなどで足裏をカバーしてあげるとダメージを分散出来ます。
一番楽で手っ取り早いのは、お迎えしたときの箱に入ってる発泡スチロールを踏ませておきましょう。
・内蔵タイプ(露出無し)ってどうなの?
好みや用途次第かな……
利点として、自立機能があるけどボルトが露出してないから浸水の心配がなくなるし、足裏の造形を損なったりタイツ貫通したりフローリング削ったり、自分の足を踏まれる心配がなくなります。
一方で、まっすぐ立たせないと足首から下の肉が歪んでしまい、そのまま放置してると踵に穴が開いたりすることも……
あと現行モデルはどうかわかりませんが、無印のSinoは露出無しにした場合、露出ありのモデルにシリコンの靴下を被せるようなイメージで露出をなくします。
なので、足首のところにパーテーションラインが出来てしまうので、気になる人は気になるかもしれない。
というわけで、ここまで纏めた内容を見ていただいての通り『よほど拘りがないなら自立パーツは付けた方が良い』というのが仔ドラさんの結論です
この辺を知らない人のなかで一番多い認識が『パーツなくても立てるやろ』というものですが、上に書いた通りほぼ確実に破損します。
僅か数千円のオプション代を削って足裏破損とか後悔してもしきれないと思うので、付けない理由がないなら付けたほうがいいと広く知らせるために今回の記事を纏めました。
『自立パーツに関するQ&A』のコーナー
Q.自立パーツ有りのモデルと無しのモデルの骨格は同じものですか、それとも別の物ですか?
A.基本的に同じです
もちろん仔ドラさんも全ての骨格を知ってるわけではありませんが、露出型の場合は基本的に同じ骨格で成型後に穴をあけて接続してると思われます。
参考として、うちのサンプルの骨格を見てみましょう。
見ての通り、自立パーツは足の骨格プレートに直接接続されており、プレート自体にもしっかり穴が用意されています。
これをわざわざ別骨格にするメリットはないやろ……
Q.自立パーツはなんで三本で結構な長さがむき出しになってるんですか?長さを足裏からギリギリにすれば床や靴下の被害も減るのでは……
A.まさか仔ドラさんの執筆中の記事が流出したのでは!
自立が靴下や床へのダメージが云々って纏めた矢先にこの質問が来たので思わず突っ込んでしまった
さて、順に解説すると、まず自立パーツが三本なのは物体を安定して支えられる最小支点数だからです。
自立パーツが一本なのは無意味なのがすぐわかるからいいとして、二本の場合は前後もしくは左右の揺れに非常に弱くなってしまいます。
ところが、三角形状に三か所の支点をつくる事により物体は安定感を増すという物理的な理由です。
二本腕の倒立よりも、頭を加えた三点倒立の方が難易度低いやろ?
もちろん本数を増やせば増やすほど安定感は増しますが、素材に穴を開けてる関係上、増えれば増えるほどそこから素材が裂ける原因になってしまいます。
なので、『ドールをある程度支えられる最小本数』という事で三本が主流となっています。
で、なんで結構な長さが出てるのか、というところですが、まずメーカーによって長さに違いがあります。
まぁどこのメーカーが長いとかはさておき、Nさんの言うように短い方が被害が少なくなるのも事実です。
ではなぜやらないのか?これはひとえに『素材が地面に接したら意味がないから』です。
上の方でも書きましたが、自立なしで立たせると素材が潰れて裂けてきます。
自立パーツを付けることで、床とドールの足の間に空間を作り負担を軽減してるわけですが……。
短い=床との空間が狭い→傾いたりしてると素材が床に接して潰れる→裂けるってなるからです
要は少しでも被害を軽減する為にある程度の露出をさせてると思ってください。
あとはあんまり短いと、ボルトヘッドが素材に埋まる→素材の穴が広がる→そこから裂ける。という危険も!
Q.ドールを自立させるコツを教えてください。
コツというか流れとしてはこんな感じです。
1:地面に寝かせて胴体に対して足をまっすぐに伸ばさせる
2:足の開き具合は大体肩幅ぐらい(この時、つま先を若干外向きにすると安定しやすい。逆ボーゲン)
3:起こす時は筋肉で起こす(いつものように踵を支点に立たせると足の角度がズレる時がある。股関節が硬い子なら大丈夫)
4:硬い地面を選ぶ(あたりまえ)
5:足の角度はもちろん、背骨の曲がりや首の角度にも注意する(特に頭の重いももプリ)
6:手を離す寸前の指先に伝わる感覚から重心がどちらに傾いているかを察知して微調整する(修行せよ(「゚Д゚)「)
、素直に壁とか柱とか突っ張り棒で支えを作るほうが安全だと思います。
Q.自立機能を外付け(後付け)できますか?
A.不可能ではないだろうけどめちゃくちゃ高難易度!
最初の質問で書いた通り、自立のオンオフにオプションで対応してるモデルなら骨格は基本的に同じなので、穴をあければ外付けもできるとは思います。
が、そもそも穴の位置をどうやって特定するのか、ボルトの径はどうやって調べるのか、長さはetc
と無数の解決すべき点が出てきてしまうので、かなりの覚悟と技術が必要だと思います。
ちなみに内蔵式がどういう構造なのかは未知数なので、内蔵式を露出に改造する方法は仔ドラさんにもわかりません。
特別な拘りがないなら、自立パーツは付けておきましょう!!
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